川辺町自主防災マニュアル


川辺町自主防災マニュアル
平成19年11月1日改訂
川辺町自主防災組織委員会

このマニュアルは、、平成18年7月18日の台風による梯川増水による避難準備勧告
発令時の対応状況から、従来の自主防災組織図のみでは、行動基準が明確でないため、
適切な行動がとれないとの反省から、それぞれの立場で何をなすべきか行動基準を示した。

1.自主防災組織の情報伝達網の整備について

  1)各区長は、年度初めに地区担当の民生委員の情報提供をうけ、自己の担当する地域内
の災害弱者(一人暮らし老人・障害者など)の実態調査を各班長に指示、現状を把握
すること。
  2)各班長は、班内の災害弱者の実情を確認し、災害弱者おのおに対する災害発生時の
情報伝達方法、介助の必要性など調査する。
  3)区長は、これらの報告を受け、区内の各委員(消防・防犯・衛生・公民館など)の
  中から、災害弱者近隣の委員を複数選び、災害弱者箇々に担当者(連絡員)をきめ、
  災害発生時の情報連絡を委託する。、
  4)区長は、これらの連絡網を整備して一覧表(下図参照)を作成する。
  連絡網構成の一例
  (→はTEL連絡⇒は訪問連絡)

小松市総務課→緊急放送(有線)

町内会長→
→副町内会長→ 区長 →各班長→連絡員⇒災害弱者
→副町内会長 ⇒各班員
→公民館館長   →副区長[上記と同じ]
→事務局   →会計 [上記と同じ]

備考;電話による連絡は、一人4カ所を限度に設定すること。

2.避難準備について
  1)非常持出しの準備
  緊急避難する場合、避難場所での生活に最低限必要な準備をすることが求められて
  います。非常持ち出し袋などを用意し、いつでも持ち出せる場所に備えてください。
  持ち出し袋は、目安として男性15Kg以下、女性で10Kg以下にまとめる。
  内容は、印鑑、預金通帳、現金、健康保険証、衣類、毛布、懐中電灯、手袋、雨具
  ロウソク、ライター、缶切り、水(ペットボトル)、食料(イースタントラーメン、缶詰、
  ビスケット、チョコレート、パンなど)、出来れば救急箱、ラップ
  病気治療中の人は、薬品、幼児の場合ほ乳瓶、ミルク、オムツなど

  2)緊急避難先を家族内で相談し、決めておいて避難時に連絡員にお知らせ下さい。
  避難準備の段階で避難先連絡票を配布しますので、必要事項を記入の上、避難勧告
  発令時、担当連絡員にお渡し下さい。(家族の写真を日頃から準備しておきましょう)

3.小松市の緊急配備体制
  1)台風接近気象情報で緊急放送による警戒情報(別紙1参照)
  2)梯川埴田水位2.Om(指定水位)で防災活動準備開始
  3)梯川埴田水位2.5m(警戒水位)水防本部設置、梯川流域各町内会長に注意喚起の連絡
  緊急放送で水位と注意喚起情報(別紙2参照)
  4)梯川埴田水位3.Om梯川流域各町内会長に河川水位と避難準備の連絡
  5)梯川埴田水位3.6m(危険水位)災害対策本部設置、避難所開設
  緊急放送で災害本部設置と河川反乱に備え避難準備情報(別紙3参照)
  6)梯川埴田水位4.Om避難勧告発令緊急放送(別紙4参照)と消防車による街宣
  7)梯川埴田水位4.8m避難指示発令緊急放送(別紙5参照)と消防車による街宣

4.防災体制での町内役員の担当役割

  1)町内会長(災害対策本部長)
    ①小松市総務部からの情報で警戒水位(梯川埴田2.5m)に達した時点で、直ちに
    町役員を招集し対策本部初動体制を確立、全町民に避難準備を指示する。
    ②危険水位(梯川埴田水位3.6m)の情報を受けた時点で、災害弱者を会館に
    集合させるよう指示する。
    ③避難勧告発令(梯川埴田水位4.Om)で、全町民に避難を指示
    各避難場所に避難所管理者派遣、避難所帯数、人数、等の確認、避難所での対応に
    あたる。
    ④避難指示発令(梯川埴田水位4.8m)で全町民の避難確認、
    ⑤その他梯川水位、堤防破堤、水田水位、及び町内各所の冠水被害情報等を収集
    災害対策本部事務局に伝達、避難誘導、被災者救助などの実施を指示する。
    ⑥避難解除発令時災害弱者の帰宅手配、町内各所の被害調査を指示

  2)副町内会長(災害対策副本部長)
    ①警戒水位に達した時、町内会長の指示を受け、担当区の初動体制確立の責任者
    として、担当区区長に避難準備を行うよう指示、その実施状況を把握する。
    ②危険水位に達した時、災害弱者の搬送指示、その実施状況をチェック
    結果を町内事務局に報告。
    ③避難勧告発令時、避難場所に避難場管理者として、避難世帯の氏名、人員、等
    確認し、避難者一覧表を作成、町内事務局に報告
    ④避難場管理人として、避難場所での要望事項等、市当局との窓口業務を行う。
    ⑤避難解除発令時、避難者全員の退去、避難場所の清掃、遺失物の確認など
    後始末の徹底を図る。

  3)公民館館長
    ①警戒水位に達したとき、町内会長の指示により、担当区の初動体制確立の責任者
    として、担当区区長に避難準備を行うよう指示、その実施状況を把握する。
    ②危険水位に達した時、災害弱者の搬送指示、その実施状況をチェック
    結果を町内事務局に報告。
    ③公民館スタッフに、各区よりの要請従って災害弱者搬送及び誘導に協力を指示
    ④救護担当責任者として、連合婦人会と連携、救護を要する人の搬送及び介助を
    一支援する。

  4)各区長・副区長
    ①避難準備の連絡があった時点で、電話連絡網を活用し、区内の全世帯に
    避難準備を徹底する。(班長、連絡者は必ず訪問確認するよう要請のこと。)
    ②危険水位に達した時点で、災害弱者の避難を指示されるので、班長、連絡員に
    避難誘導または、搬送を指示する。(必要な場合、介助要員の応援を事務局に
    依頼すること。)
    ③避難勧告発令時、全世帯の避難状況を確認、迅速に避難するよう要請する。
    避難先予定地、連絡先を確認し事務局に報告
    ④避難指示発令時、残留している世帯の有無を確認する。
    ⑤避難解除担当区域内の被害状況を確認し、事務局に報告する。

  5)事務局
    ①町内会長の指示を、関係部門に伝達する。(ヘルメット・腕章配布)
    ②各区長その他からの報告を記録するとともに、常に現状把握出来るよう、
    情報の収集につとめる。
    ③避難その他の対応が円滑に実施出来るよう、関係部門との調整を行う。
    ④町内世帯台帳をコピーし、避難世帯のチェック用とて、避難所管理者に配布、
    避難世帯を確認させる。

  6)防災・安全部長(災害対策副本部長兼自主防災対策本部長)
    ①災害対策副本部長として、町内会長と連携し行政関係との調整にあたる。
    ②自主防災対策本部長として、防災・安全委員に、各区区長の要請に基づき、
    災害弱者の避難・誘導・介助を指示する。
    ③梯川水位及び水田の水位、町内各所の冠水状況をパトロールチェック
    随時、事務局に報告、

  7)防災・安全副部長
    ①自主防災対策副本部長兼自衛消防団団長として、自主防災対策本部長を補佐し、
    町民の救出・避難誘導を補佐する。
    ②防災・安全委員に、各区区長の要請に基づき、災害弱者避難の誘導・介助を
    指示する。
    ③梯川水位及ぴ水田の水位、町内各所の冠水状況をパトロールチェック、
    町内に冠水の恐れのある箇所を発見した試合、直ちに防災安全部委員及び
    土木衛生部委員を指揮し、排水ポンプ及び排水用ホースの設置、緊急排水
    に当たり、その結果を事務局に報告する。

  8)土木・衛生部長・同副部長及び施設部長
    ①自主防災副本部長の要請を受け、土木衛生蔀委員に、防災安全部委員と協力し
    緊急時の排水ポンプ設置を指示する。
    ②自主防災対策副本部長の指示に従い、土木衛生・施設の各委員に、各区区長の
    と連携し、災害弱者避難の誘導・介助に当たる。

  9)連合婦人会会長
    ①救護班を結成し、公民館館長と連携、災害弱者及び負傷者などの救護にあたる。
    ②各区婦人会を指揮し、町内会長の要請に応じ、炊き出しなどを行うよう指示する。

  10)民生委員・八千代会会長
    各区長に協力し、災害弱者の情報を提供するとともに避難誘導にあたる。

  11)町会計・納税部長
    町内事務局補佐として、町内会長の要請に応じ、必要資材の補填にあたる。

  12)班長及び防災連絡員(各区の防災・安全委員及び土木・衛生委員で区長の委託を
  受けた者)は、
    ①避難準備の指令を受けた時点で、担当区域の各家庭を訪問し「避難準備」をする
    よう連絡するとともに、避難先を決めて避難先連絡票を作成するよう依頼する。
    ②避難勧告がでた時点で、担当区域の各家庭を訪問し、避難先連絡票を回収する
    とともに、介助の必要な災害弱者の避難を援助する。
    ③回収した「避難先連絡票」は、会館に設置した災害対策本部に提出する。
以上